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シンクションの話

想いの波紋を、デジタルで広げる。|新しいロゴに込めた、私たちの旗印

想いの波紋を、デジタルで広げる。|新しいロゴに込めた、私たちの旗印

弊社のコーポレートサイトをリニューアルし、ロゴも新しくしました。
サイトリニューアルの経緯はこちらの記事で書いています。

自分たちは何者で、何を大切にして、誰のために仕事をしているのか。改めて社内でも話し合い、その言葉を一つの形にまで落とし込んだのが、新しいロゴです。

ここでは、ロゴに込めた、私たちの想いや考えをお伝えできればと思います。

ロゴ画像

ロゴはどう生まれたか

新しいロゴは、社員全員で意見を出し合いながら作りました。

対面でもオンラインでも、何度も話し合いました。「私たちらしさってどこにあるんだろう」「大事にしてきたものをどう表現しようか」。一つひとつの案について意見を交わすなかで、会社の理念を一人ひとりが改めて自分の言葉で捉え直していきました。

社員全員でロゴを考える機会って、なかなかないものです。少人数のチームだからこそできたことかもしれません。そこで立ち上がってきた言葉や感覚を、新しいロゴには込めています。

打ち合わせの様子

ロゴには英語表記の「Thinktion」だけでなく、カタカナの「シンクション」も併記しています。デザインだけを考えれば英語だけの方がすっきり見えるかもしれません。それでも、目の前のお客様にまず「分かりやすい」と感じてもらえることを大切にしました。

シンボル:考え抜き、行動する。3つのドットに込めた順序

新しいロゴを作るにあたって、私たちが最初に立ち返ったのは、社名そのものでした。

シンクション(Thinktion)という社名は、英語の Think(考える)と Action(行動する)を掛け合わせた造語です。本質を考え抜いたうえで、決めたことをやり抜く。これは社名であると同時に、私たちの行動指針でもあります。

その姿勢を、3つのドットで表現しました。

考えるを起点に、行動で未来を作る

左から、小さな青、中くらいの青、大きなオレンジ。並べたとき、波紋が広がっていく形にも見える配置です。

3つのドットには、それぞれ意味があります。

左端の小さな青は、波紋の起点です。お客様とお会いし、課題を伺い、何かが落ちた瞬間。私たちが思考を始める原点でもあります。

真ん中の青は、お客様と共に考え抜くフェーズです。お客様の目的を丁寧に伺い、前提を整理し、仮説を立てながら、取るべき判断を見極めます。

右端のオレンジは、考え抜いた末に踏み出す行動です。決めたことを最後までやり抜く力。お客様の隣に立ち、共に挑戦する温度感。それを暖色のオレンジで示しています。

なぜ、青を2つ重ねたのか。
それは、考えることが私たちの仕事の核だと思っているからです。

WEB制作の仕事は、ともすれば「いきなり手を動かす」ことから始まりがちです。デザインのトレンドを取り入れたり、流行りの構成を組み合わせたり。手を動かしていると仕事をしている実感は得られますが、その仕事が本当にお客様の目的につながっているかどうかは、別の話です。

私たちは、手を動かす前に、まずお客様の事業と向き合います。誰に届けたいのか、なぜ今なのか、本当に解決したい課題は何か。ここを丁寧に言葉にしてから、ようやく手を動かす。この順序を守ることが、私たちの仕事の質を支えていると考えています。考えるフェーズを大切にする理由については、こちらの記事でも詳しくお伝えしています。

ところで、3つのドットをよく見ると、完全な円ではなく、わずかに歪んだ楕円の形をしています。これにも、意図があります。

考えることに絶対の正解はなく、進めていく中でうまくまとまらない場面もあります。それでもなお進む。

私たちには「”失敗おめでとう”が挑戦のおまもり」という大切にしている価値観があります。整いすぎた完璧ではなく、うまくまとまらなくても進む。その姿勢を、整いすぎない輪郭に込めました。

理念:波紋のように広げていく。目の前の人から始める理由

シンクションの企業理念は、「デジタルを通じて、すべての人を幸せに。」です。

ただ、「すべての人を幸せに」という言葉は、そのままだと少し抽象的です。実際にどういう順序で、誰から幸せにしていくのか。そこを自分たちなりに言葉にしておかないと、理念は飾りで終わってしまいます。

すべての人を幸せにするためには、いきなり遠くにいる誰かに手を伸ばすのではなく、まず自分自身、そして共に働くメンバー、お互いの家族、目の前のお客様やパートナー。そうした身近な存在から幸せにしていく必要があるのではないか、と私たちは考えています。

水面の波紋の画像

水面に石を落としたとき、最初に立つ小さな波紋が、やがて静かに周囲へ広がっていきます。私たちの仕事も、それと同じだと考えています。一人ひとりとの真摯な仕事の積み重ねが、関わるすべての人の幸せへとつながっていく。

新しいロゴは、その波紋が広がっていく瞬間を切り取った形をしています。3つのドットの並びは、考えて動くという順序の表現であると同時に、目の前の人から外へ広がっていく波紋の形でもある。一つの形に、二つの意味を重ねています。

この考え方は、私たちが商圏エリアの限られた中小企業を中心にお仕事をさせていただいている立ち位置とも自然につながります。遠くの不特定多数ではなく、まず目の前のお客様としっかり向き合う。その積み重ねの先にしか、本当の意味で広がっていくものはないと考えています。

カラー:冷静な思考から、温度のある行動へ。色に込めた距離感

ロゴに使っている色は、青とオレンジの2色です。それぞれの色にも、私たちが大切にしている姿勢が込められています。

色の説明画像

青は、本質を考え抜く姿勢を象徴しています。深い海のような、奥行きのある青を選びました。明るい青の軽やかさより、考えることに向き合う深さを表現したかったからです。とはいえ、黒に近い重厚な紺ではなく、知性や信頼を感じさせる青であること。お客様の隣で一緒に考える対話的な姿勢を、この青に託しています。

オレンジは、決めたことをやり抜く姿勢を象徴する暖色です。赤ではなくオレンジを選んでいる点に、私たちなりの意味があります。赤は強さや興奮を伴いますが、オレンジは赤の持つエネルギーと黄色の持つ親しみやすさを併せ持ちます。お客様に踏み込むときの熱量は持ちつつ、その熱量が威圧にならない温度感を実現したかった。

青、青、そしてオレンジへ。色温度が冷色から暖色へと変化していくこと自体にも、意味があります。

これは行動指針 THINK と ACTION の流れそのものを、色の温度差として可視化したものです。冷静に状況を捉え、本質を考え抜くフェーズ(青)から、考えたことを温度のある行動として届けるフェーズ(オレンジ)へ。色が、私たちの仕事のプロセスそのものを語る構造になっています。

ロゴが、日々のふるまいを思い出させる。道標としての役割

このロゴは、装飾としてのシンボルではありません。私たちの日々の判断と行動を支える道標として、機能してほしいと願っています。

判断に迷ったときには、青を見て立ち止まり、本質を考え抜く。 行動に踏み出すときには、オレンジを見て、決めたことをやり抜く。 仕事の手応えを確かめたいときには、波紋の広がりを見て、自分の仕事が誰の幸せにつながっているかを思い出す。

ロゴが、企業理念を日常の中で何度も呼び起こす役割を担う。そういう存在であってほしいと考えています。

ロゴは、対外的な看板である前に、自分たちのための道標でもある。新しいロゴを作る作業を通じて、改めてそう感じています。

さいごに

ロゴを新しくすることは、私たちにとって「会社の旗印を更新する作業」でした。サイトを通じて言葉にした考え方を、視覚的にも一つの形にまで落とし込む。その作業の中で、改めて自分たちが何者であるかを問い直す時間にもなりました。

新しいロゴ、そしてこの記事を読んでいただいた方に、「シンクションって、こういう会社なんだ」と少しでも感じていただけたら嬉しく思います。

これまで関わらせていただいたお仕事については、制作実績のページで紹介しています。よろしければ、こちらもご覧ください。

まずは、状況を整理するところから

「何を優先すべきかわからない」「リニューアルすべきか判断できない」
そんな段階でも構いません。

無理に制作を進めるのではなく、
まずは現状を整理するところからご一緒します。

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この記事の執筆者

船野 爽乃

船野 爽乃

Webマーケティング

フロントエンドの実装業務を経て、現在はディレクションやマーケティングを担当。 納得感のある判断と、着実な改善を大切にしています。

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