退職代行サービスのホームページ制作 | 神奈川県
「即日退職」がひしめく市場に、別のポジションをつくる
- 業種:人材サービス/退職代行(神奈川県横浜市)
- 内容:コンセプト設計/コーポレートサイト制作/ライティング/LINE公式アカウント構築
- 公開:2025年
ご依頼の背景
人材紹介事業を営まれている事業者様から、新規事業として退職代行サービスを立ち上げたい、WEBからの集客を増やしていきたい、というご相談をいただきました。
ご相談の段階では、サービス名もコンセプトも未確定。「どんな名前で、誰に、どう届けるか」という事業の輪郭そのものを一緒に描くところからスタートしました。
競合分析から見えた、空白のポジション
まず取り組んだのは、退職代行市場の競合分析でした。
上位に並ぶサービスはほとんどが10代〜20代の若年層向け。口語的でキャッチーなサービス名や、感情に訴えかける強いメッセージが目立ち、メディア掲載実績のある大手も多く、同じ土俵で戦うのは現実的ではありません。
そこで競合の構造を逆手に取り、30代〜50代の女性という、年齢を重ねた分だけ退職への迷いも深い層に向けて、「感情を煽らない」サービスとして打ち出す方針を立てました。
ご提案と実施内容
サービス名「こころのおまもり」の提案
サービス名は、利用者様と退職先の事業者様、その双方への配慮を込めて「こころのおまもり」と提案しました。
キャッチーなサービス名は覚えてもらいやすい反面、退職先の事業者様に連絡する際に反感を招きやすく、結果的に利用者様の負担も増えてしまいます。だからこそ、利用者様を温かく迎えながら、事業者様にとっても受け入れやすい、中立的で安心感のある名前を選びました。「退職代行を使うことは『逃げ』ではなく『選択』の一つ」——そのメッセージを名前そのものに込めています。
「そっと背中を押す」サイト設計
サイト全体のトーンも、サービス名に揃えて設計しました。
退職を検討している方は、検索してもすぐに申し込む勇気を持てず、複数のサービスを見比べながら悩んでいることがほとんどです。だからこそ、「ここなら大丈夫」と感じてもらえる設計を重視しました。スタッフの顔写真や女性スタッフ対応の明示、立ち上げ背景の共有といった要素を一つひとつ積み重ね、配色・余白・写真・コピーのすべてをターゲット層の心理に寄り添うかたちで調整しています。
双方に配慮したライティングとLINE導線
ライティングでは、「すぐ退職できます」のような強い訴求や対立構造を避け、円滑な退職をサポートする立場を丁寧に伝える文章設計に。申し込み導線はLINE公式アカウントで完結する構成とし、普段使い慣れたツールを入口にすることで、退職代行サービス特有の「問い合わせのハードル」を下げています。
