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プロジェクトストーリー コーポレートサイト

知ることから始める、ホームページ制作

株式会社N-WORLD様

自動車販売・整備業

知ることから始める、ホームページ制作

プロジェクト概要

業種:自動車販売・整備業(奈良県生駒郡)
内容:コーポレートサイト制作/撮影ディレクション/SEO設計
公開:2026年4月
制作サイト:n-world.co.jp

奈良県で、新車・中古車販売から整備・車検・カーリースまでを手がける株式会社N-WORLD様。「GOOD LIFE」の名で、お客様の暮らしに寄り添い続けている会社です。

今回は、代表の成瀬さんにお話を伺いながら、制作の経緯を振り返りました。


株式会社N-WORLD 代表取締役 成瀬有紀様

ポータルサイトだけでは、伝わらないことがあった

カーセンサーやグーネットへの掲載を中心に営業を続けてきたN-WORLD様。車両情報や価格、在庫といった基本データは揃っていました。 ただ、「どんな会社なのか」「誰が対応してくれるのか」。そうした安心材料は、ポータルサイトだけでは伝わりにくい状態でした。

ホームページを作りたいという気持ちは、以前からあったといいます。補助金を活用して動こうとしたこともありましたが、うまくいかず、そのままになっていました。

転機は、学生との出会いでした。地域の経営者が大学生に向けて講義を行う機会があり、成瀬さんも講師として登壇されたそうです。授業の一環で学生たちが事前にN-WORLD様を調べてくれていたのですが、後からこんな声があがりました。「FacebookやInstagramは見つかったけど、どんな会社かまでは調べきれなかった」。

「知ろうとしてくれているのに、伝えられていない、と感じました。それがホームページを作ろうと、改めて動き出すきっかけになりました。」

シンクションに依頼を決めた理由

制作会社の選択肢がある中で、なぜシンクションを選んだのか。率直に伺ってみました。

「費用だけで選ぶなら、もっと安いところもあったかもしれない。
ただ、お話をしていく中で、ビジネスの話だけじゃなくて、こちらの不安や悩みにもちゃんと向き合ってくれる。そういう会社に任せたかったんです。」

制作の技術はもちろんですが、私たちはお客様の事業や想いに向き合うことを大切にしてきました。そこを評価していただけたのは、素直に嬉しいことでした。

まず、会社のことを知るところから始めた

制作がスタートして最初にしたことは、デザインでも構成でもありませんでした。とにかく、N-WORLDという会社のことを知ること。
社内で定期的に開かれているミーティングに、同席させてもらうことになりました。

「参加してもらえてよかったです。普通の会議というよりも、みんながコミュニケーションを取りやすいように、真ん中に鍋を置いてやる感じで。堅苦しくない雰囲気の方が、自然と色々な話が出てくるので。」

鍋を囲みながら、仕事の話をする。時にはたわいもない雑談も飛び交う。そういう場だからこそ見えてくるものがあります。
会社の雰囲気、スタッフ同士のやりとり、現場のコミュニケーション。言葉にはならない空気感も含めて、すべてが制作の土台になっていきました。

実は途中で、デザインをゼロから作り直していた

ヒアリングを重ね、構成を考え、最初のデザイン案が上がってきました。
いくつかのパターンを確認して、正直、納得できていませんでした。きれいではある。でも、「N-WORLD様らしいか」と問われると、そうとは言い切れない。

それまで見せてもらってきた、成瀬さんの人柄、スタッフの皆さんの雰囲気、会社の空気感。そういうものと、画面の中のデザインが、どこかズレている気がしていました。

既存案を活かすより、一度白紙に戻した方がいい。そう判断し、ゼロから見直しました。

作り直してみると、雰囲気が大きく変わりました。

社員の方から、こんな言葉をもらいました。

「自分たちで自分の会社のイメージって、なかなかわからなくて。こっちの方がいいんじゃないですか、って言ってもらえる方がありがたかったです。確かにこっちの方がいいな、って思えたので。」

ホームページ制作が初めてのお客様にとって、デザインの良し悪しを自分で判断するのは難しい。だからこそ、制作のプロとしてきちんと意見を持ち、迷わずリードする。「言っていただけたらありがたい」という言葉が、そのことを改めて教えてくれました。

撮影当日のこと

撮影は、N-WORLD様のスタッフの方が担当することになりました。カメラが得意なスタッフがいて、「その方にお願いしたい」という成瀬さんのご意向があったのです。

プロのカメラマンではない分、こちらの準備が大切になります。AIを活用して撮影構図のラフを作成し、当日撮る写真を事前に共有。ディレクションを担当しながら、スタッフの方が撮りやすい状況を整える。N-WORLD様の日常がそのまま写った写真につながったと思います。

朝から店舗前での撮影を終えた後、なんとお客様宅での納車にも同行させていただきました。

納車に同行して、見えたもの

お客様のご自宅近くに車を停め、スタッフの方が納車の対応をする様子をカメラに収めていました。5ヶ月待ちの新車でした。車が到着した瞬間、お客様の娘さんが飛び跳ねて喜んでくれました。その場にいた全員が、思わず笑顔になった瞬間でした。


スタッフさん撮影の素敵な1枚。サイトでも使用しました。

印象的だったのは、その後でした。成瀬さんたちスタッフは、そこから1時間近くかけて、車の使い方を丁寧に説明されていました。

「納車して、はい終わり、という人もいる。でも私にとって、納車はゴールじゃなくてスタートなんです。ここから長く付き合っていくための、最初のセレモニーだと思っているので。」

洗車の仕上げ方へのこだわり、納車前の一つひとつの確認。自分が納車された時と同じ基準で、お客様にも同じものを提供する。その姿勢は、現場を見ていて初めて実感できるものでした。

成瀬さんが大切にしている言葉があります。「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」。
30年以上続けている少林寺拳法の理念で、道院長として子どもたちにも教えている言葉です。仕事への向き合い方にも、そのままつながっています。

「商売も武道も、向き合い方は同じだと思っています。自分だけが良ければいいではなくて、相手のことを考えながら動く。それが結果的に、自分にも返ってくると思っているので。」

サイトのコピーを書きながら、何度もこの言葉に戻りました。

完成して、気づいたこと

サイトが完成したとき、こんな言葉をもらいました。

「完成したときは、本当に嬉しかったです。スタッフみんなの顔も載っていて、自分たちのことが自分たちのものとして形になった感じがして。こういう想いでやっているということを、きちんと汲み取って表現してもらえたんだなと、感動しました。

ホームページを作ることで、自分たちの魅力を改めて見つめ直すきっかけにもなりました。社内の雰囲気も、もっと良くしていこうという方向になりましたし、ホームページで魅力を発信している以上、日々の仕事でもそれに見合った姿勢でいようという意識が生まれました。」

制作が終わったことで、始まったものがある。そう感じています。

サイトを通じて会社のことを知り、実際に足を運んでみると、サイトで感じた印象と同じ人たちが迎えてくれる。そういうサイトが、できたのかなと思っています。

プロジェクトを振り返って

今回のプロジェクトで意識していたのは、「N-WORLD様のことを、誰より知って作る」ということでした。

会議に参加して、撮影に同行して、納車に立ち会う。それは、いい制作物を作るためというより、ちゃんと理解した上で言葉にしたかったからです。

理解が深いほど、作れるものが変わる。そう信じて、これからも制作に向き合っていきたいと思っています。

まずは、状況を整理するところから

「何を優先すべきかわからない」
「リニューアルすべきか判断できない」
そんな段階でも構いません。

無理に制作を進めるのではなく、
まずは現状を整理するところからご一緒します。

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この記事の執筆者

船野 爽乃

船野 爽乃

Webマーケティング

フロントエンドの実装業務を経て、現在はディレクションやマーケティングを担当。 納得感のある判断と、着実な改善を大切にしています。

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